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    6月1日【今日は何の日?】幕府が江戸と坂本に銭座をおき、寛永通宝の鋳造を始める

    過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。

    寛永通寳・称坂本銭(by As6022014)CC BY-SA 4.0

    1636年6月1日(寛永13年)
    幕府が江戸と坂本に銭座をおき、寛永通宝の鋳造を始める 『徳川実記』

    江戸幕府が近江坂本に銭座を設置して「寛永通宝(寛永通宝坂本銭)」の鋳造をはじめた日。坂本でつくられた寛永通宝は「永」の字が跳ねている『跳永』が特徴。

    坂本では以前から「京銭(坂本京銭)」という京都周辺で使われていた貨幣をつくっていたそうです。オランダ東インド会社の書簡には「sakamotta(サカモト・坂本京銭)」は銅銭輸入で最大の利益をだすものだと記録に残っているみたい。

    なぜ坂本に銭座ができたのか、理由ははっきりしていませんが、坂本で新しい貨幣「寛永通宝」の鋳造がはじまってからは、オランダ船の銭輸出の記録から「サカモト」の名前は消えたそうです。

    JR比叡山坂本駅と京阪比叡山坂本口の間の坂道には「寛永通宝 坂本銭座 跡地」の解説看板があります。

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