過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
天智天皇:古今偉傑全身肖像(1899年ごろ)
667年3月19日(天智天皇6年)
中大兄皇子が都を近江大津宮に移す 『日本書紀』
中大兄皇子(後の第38代天皇 天智天皇)が近江大津宮に遷都した日。
667年旧暦3月19日、中大兄皇子は都を近江大津へ移した。
その翌年(668年)1月、中大兄皇子は即位して天智天皇となった。
日本で最初の律令法典となる近江令(おうみりょう)が制定されたともいわれる。なお、この遷都の理由はよく判っていないが、国外の脅威に対抗しうる政治体制を新たに構築するため、抵抗勢力の多い飛鳥から遠い大津を選んだとする説が有力である。また、大津を遷都先に選んだ理由については、対外関係上の危機感が強く働いていたと思われる。
大津は琵琶湖に面しており、陸上・湖上に東山道や北陸道の諸国へ向かう交通路が通じており、西方へも交通の便が良いためとする説がある。
日本書紀によるとこの遷都には民衆から大きな不満があり、昼夜を問わず出火があったという。
大津宮(大津京)跡が見つかっているのはこのあたり。
天智天皇陵は京都市山科区にあります。
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関連リンク
■大津京跡|歴史事典|大津市歴史博物館
■近江宮 - Wikipedia
■天智天皇 - Wikipedia
■日本書紀 - Wikipedia
■667年 - Wikipedia
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667年-中大兄皇子が都を近江大津宮に移す
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