大津市音羽台の『大津市立 逢坂保育園』が2025年3月末で休園します。


『大津市立 逢坂保育園』は昭和40年(1965年)7月1日にできた、約60年の歴史のある保育園。再開する予定はないものの、閉園ではなく休園となっています。
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休園理由は、市長が記者会見で話しています。
今年4月1日時点の待機児童数は、全国で最も多い184人となりまして、来年度の保育ニーズもさらに高まると見込まれる中で、待機児童対策について様々な観点から検討を進め、保育士が不足する状況で公立保育園においても一人でも多くの子どもさんを受け入れられる方策を検討した結果、7月に逢坂保育園を休園するという判断に至りました。
市長記者会見(令和6年10月24日)/大津市
待機児童対策として保育士の再配置を検討した結果、逢坂保育園の保育士が別の園へ移ることで待機児童数をある程度解消できる、近くに『大津市立 朝日が丘保育園』があるので転園しやすい、逢坂保育園は子ども1人あたりの保育士の数が多い、ということで休園することになったようです。
2024年度の待機児童数が全国1位の184人に増加(2023年度は6人)したことから、大津市は早急の対策の検討を進めていました。
本年4月1日時点の本市の待機児童数が184人となったことが今月に入って確定いたしました。就学前の児童数は減少してる一方で、入所申込者数が昨年度から285人増加したことから、昨年度の6人を大きく上回ることとなりました。新型コロナウイルス感染症による利用控えが収まったことや女性の就業率が上昇傾向にあることなどが要因と考えておりますが、早急に対策の検討を進めてまいります。
令和6年5月招集会議の市長発言


大津市は他にも、保育士の採用方法の見直しや採用数の増加などで、待機児童対策を進めているとのことです。
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