過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
1577年8月24日(天正5年)
正親町天皇が岩間山正法寺の修造のための奉加を呼び掛ける論旨を出す 『醍醐寺文書』
岩間山正法寺が勅願所なのに退転していたため、第106代天皇の正親町天皇が岩間山正法寺の修造のための奉加(ほうが:神仏への寄付)を呼び掛ける論旨を出した日。
正法寺(しょうほうじ)は、滋賀県大津市石山内畑町にある真言宗醍醐派の寺院。本尊は千手観音、開基(創立者)は加賀白山を開いた泰澄(たいちょう)である。別称は岩間寺(いわまでら)。
西国三十三所観音霊場第12番札所の他、ぼけ封じ観音第4番札所となっている。
縁起によれば、元正天皇の病気平癒祈願に功のあった泰澄が養老6年(722年)、岩間山中の桂の大樹から千手陀羅尼を感得し、その桂の木で等身の千手観音像を刻んで、元正天皇の念持仏である金銅千手観音像をその胎内に納め祀ったのが当寺の初めとされる。
本堂は天正5年(1577年)に再建されたもので、寛永年間に解体修理された。当寺には山門は現存していない。
本堂脇の不動堂は度々建て替えが行われており、現在は平成5年(1993年)のもの。 本堂前には泰澄が最初の本尊を刻んだ後の切り株から再び芽生えたと言われる桂の樹があり、霊木とされている。
関連リンク
■岩間山正法寺(岩間寺)オフィシャルホームページ
■岩間寺(岩間山正法寺) | 滋賀県観光情報
■1577年 - Wikipedia
その他の今日の出来事
1577年-穴太の石工が京都醍醐寺の清滝権現の石垣普請に従事する
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