4月8日【今日は何の日?】1586年 日吉大社の西本宮が再建される

    過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。

    1586年4月8日(天正14年)
    南光坊祐能を本願主に、日吉社大宮の正遷宮が行なわれる 『天台座主記』

    織田信長による比叡山焼き討ち(1571年)ですべてが焼失した日吉大社の、西本宮(大宮)が再建された日。

    西本宮は1901年に本殿特別保護建造物に指定、1961年に国宝に指定されています。西本宮の目の前にある拝殿は重要文化財となっています。

    元亀2年(1571年)、織田信長比叡山焼き討ちにより、日吉社も全て焼かれて灰燼に帰した。現在見られる建造物は安土桃山時代以降、天正14年(1586年)から慶長2年(1597年)にかけて再建されたものである。信長の死後、豊臣秀吉徳川家康は山王信仰が篤く、日吉三橋などの建造物がこの時代に構築されている。

    日吉大社 – Wikipedia
    日吉大社 西本宮本殿(by KENPEI)2009年 CC BY-SA3.0

    西本宮は日吉造(ひえづくり)という、左右と正面に庇がついた特別な神社建築で建てられていて、日吉造の神社が見られるのは日吉大社の西本宮、東本宮(国宝)、宇佐宮(重要文化財)だけだそうです。

    日吉造(ひえづくり)は、平安時代初期に成立した特異な社殿形式の一種。日吉大社(ひよしたいしゃ、滋賀県大津市)にみられる社殿形式である。

    日吉造は日吉大社(西本宮本殿、東本宮本殿及び宇佐宮本殿)にみられる入母屋造平入の変型にあたる極めて特殊な形式である。聖帝造(しょうていづくり)、山王造(さんのうづくり)ともいう。成立時期は確定的ではないが平安時代中頃とされる。

    正面三間側面二間(間は寸法ではなく、柱と柱の間のこと)の身舎(もや・建物の主要部分)に前方と両側面の三方に一間のが付く。

    日吉造 – Wikipedia

    関連リンク
    西本宮御鎮座1,350年記念 | 日吉大社
    神 社 建 築 の 種 類
    1586年 – Wikipedia

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