大津市出身の凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』が第20回本屋大賞受賞!

    滋賀県大津市出身の作家 凪良ゆう(なぎらゆう)さんの『汝、星のごとく』第20回「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2023年本屋大賞」第1位になり、第17回の『流浪の月』に続いて2度目の本屋大賞受賞となったみたいです。

    本屋大賞(ほんやたいしょう)とは2004年に設立された、NPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞である。

    一般に、日本国内の文学賞は、主催が出版社であったり、選考委員が作家や文学者であることが多いが、本屋大賞は、「新刊を扱う書店(オンライン書店含む)の書店員」の投票によってノミネート作品および受賞作が決定される。

    本屋大賞 – Wikipedia
    『汝、星のごとく』表紙

    〈書誌情報〉
    凪良ゆう『汝、星のごとく』
    ――わたしは愛する男のために人生を誤りたい。
    風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。
    ――まともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。

    〈著者情報〉
    【凪良ゆう(なぎら・ゆう)】
    京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。本書は、第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位、そして23年、二度目となる本屋大賞受賞作に選ばれた。

    『汝、星のごとく』は2022年8月4日に発売された本で、現在7刷40万部を突破。
    本屋大賞以外にも、以下の通り、いろいろ受賞・ノミネートしている作品です。

    2022 王様のブランチBOOK大賞/キノベス!2023 第1位/第168回 直木賞候補/第44回 吉川英治文学新人賞候補/第10回 高校生直木賞候補/ダ・ヴィンチ 「BOOK OF THE YEAR 2022」 第3位/今月の絶対はずさない! プラチナ本 選出(「ダ・ヴィンチ」2022年12月号)/第2回「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」ノミネート/第6回 未来屋小説大賞 第2位/ミヤボン2022―Miyawaki Book Awards2022― 大賞受賞/Apple Books Store 2022年「今年のベストブック」(フィクション部門)

    凪良ゆうさんは2020年に『流浪の月』で1度目の本屋大賞を受賞後、2020年度の第45回滋賀県文化賞で滋賀県文化奨励賞を受賞されています。
     LINK:滋賀県文化賞等の表彰について|滋賀県ホームページ

    過去の本屋大賞にどんな本があったのか、気になる方は本屋大賞のホームページからご確認ください。
     LINK:これまでの本屋大賞 | 本屋大賞

    2023年の本屋大賞受賞作発表は、Youtubeで生配信されてました。

    関連リンク
    『汝、星のごとく』(凪良 ゆう)|講談社BOOK倶楽部
    凪良ゆう(@nagira_yuu)さん / Twitter
    本屋大賞

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