過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
2015年頃の柳が崎浄水場
1930年5月24日(昭和5年)
大津市上水道敷設工事が完成し、柳ヶ崎水源地で通水式が行なわれる 『大阪朝日新聞滋賀版』
柳ヶ崎水源地(現在の柳が崎浄水場)が完成して通水式が行なわれた日。そして、大津市の上水道事業が始まった日。
通水式では花火が打ち上げられ、市内の小学生5000人が祝賀の旗を持って街頭行進したそうです。正式に給水が始まったのは6月1日からとのこと。
当時は「柳ヶ崎水源地」で汲み上げた地下水や琵琶湖の水を「山上浄水場」(1969年廃止)で浄水し、各地へ配水していたみたい。「柳ヶ崎水源地」は1948年に浄水機能を備え「柳が崎浄水場」に進化したようです。
「柳が崎浄水場」は近代水道百選に滋賀県内から唯一選ばれています(琵琶湖疎水は京都市扱い)。
近代水道百選は、1985年(昭和60年)に厚生省(現・厚生労働省)が企画、日本水道新聞社主催で選定した水道施設の百選である。
近代水道百選 – Wikipedia
2015年頃の山上高区配水池。
建物の屋上には「びわ湖の恵み 大津の水道」と書かれてます。
「山上浄水場」の跡地は、浄水された水を貯める「山上配水池」になっています。
山上配水池はこのあたり最近整備改良された「柳が崎浄水場」については、大津市企業局の広報紙「パイプライン」の131号に詳しく載っています。
LINK:パイプライン第131号/大津市
関連リンク
■主要な水道施設/大津市
■水道事業のあゆみ – 大津市
■1930年 – Wikipedia
その他の今日の出来事
1984年-環境庁から「快適環境整備事業」(アメニティタウン計画)の指定を受ける
1200年-検非違使 藤原能宗の従者が大津の市で日吉神人と交易し、銭貨の使用をめぐって争う
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