過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
987年2月16日(永延元年)
良源に慈恵大師の号が追贈される 『天台座主記』
平安時代に活躍した比叡山延暦寺の僧の良源に「慈恵大師」の諡号(しごう)が朝廷から贈られた日。
良源は現在の「おみくじ」の創始者として知られていて、比叡山延暦寺の横川エリアにある「元三大師堂」はおみくじ発祥の地となっています。魔除けの「角大師」などの護符でも有名です。
良源(りょうげん、912年-985年)は、平安時代の天台宗の僧。諡号は慈恵大師(じえだいし)。一般には通称の元三大師(がんざんだいし)の名で知られる。第18代天台座主(天台宗の最高の位)であり、比叡山延暦寺の中興の祖として知られる。
命日が正月の3日であることから、「元三大師」の通称で親しまれている。比叡山横川(よかわ)にあった良源の住房・定心房跡には四季講堂(春夏秋冬に法華経の講義を行ったことからこの名がある)が建ち、良源像を祀ることから「元三大師堂」とも呼ばれている。また、全国あちこちの社寺に見られる「おみくじ」の創始者は良源だと言われている。
良源 – Wikipediaより
諡(し、おくりな)、あるいは諡号(しごう)は、主に帝王・相国などの貴人の死後に奉る、生前の事績への評価に基づく名のことである。
諡 – Wikipediaより
関連リンク
■横川(よかわ)-境内案内|天台宗総本山 比叡山延暦寺 (Hieizan Enryakuji)
■企画展 元三大師良源-比叡山中興の祖-|お知らせ|大津市歴史博物館
■元三大師・慈恵大師・良源
■良源 – Wikipedia
その他の今日の出来事
1992年-曳山展示館の入場者が1万人突破
1670年-1662年(寛文2年)の大地震で倒壊した大津別院(中央2丁目)の再建が直参門徒らにより着手される
1587年-大津城主浅野長吉が大津百艘船の特権を認める定書を出す(以後、歴代城主より同文の御札が出される)
986年-延暦寺の奏請により、大津以北・衣川以南の漁猟を禁止する
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