過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
2003年3月14日(平成15年)
山ノ神遺跡から鴟尾4基が発掘 『広報おおつ』
鴟尾(しび)って何❓
— 大津市歴史博物館 (@otsu_rekihaku) September 26, 2021
古代の宮殿や寺院の屋根(大棟)の両端を飾る、シャチホコのようなものです。
大津市内では、穴太廃寺、南滋賀町廃寺、真野廃寺などの古代寺院跡で、破片が出土しています。
山ノ神遺跡では、窯跡から全体のわかる鴟尾が発見され重要文化財に指定されています。 pic.twitter.com/Zmkjbc7HM6
大津市一里山3丁目にある山ノ神(やまのかみ)遺跡から飛鳥時代の「鴟尾(しび)」が4基発掘された日。
山ノ神遺跡は7世紀頃に土器を焼いていた窯跡で、「瀬田丘陵生産遺跡群」として国の史跡に指定されています。発掘された4基の鴟尾は国の重要文化財になっています。
「大津市埋蔵文化財調査センター」(大津市滋賀里1丁目)で遺跡紹介展「山ノ神遺跡」が2024年5月31日まで開催中。
山ノ神遺跡から出土した「鴟尾」の説明ほか、
須恵器(5世紀ごろに朝鮮半島から伝わった土器)や陶棺片(陶器で作られた棺桶の破片)の現物などが展示されています。入場無料。
LINK:【埋蔵文化財調査センター】遺跡紹介展「山ノ神遺跡」へお越しください!/大津市
関連リンク
■新近江名所圖會第234回 「鴟尾」を焼いた須恵器の窯-大津市山ノ神遺跡 – シガブンシンブン 新近江名所図会
■山ノ神遺跡 | 瀬田東まちあるき | 瀬田東まちあるき
■第11回 約1300年前の鴟尾、ここに復活|学芸員のノートから|大津市歴史博物館
その他の今日の出来事
2007年- 大津市歴史博物館の常設展示室がリニューアル
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