過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
JR比叡山坂本駅前の生源寺の古鐘(通称 破れ鐘)
2001年6月17日(平成13年)
坂本村・大津市合併50周年記念式典 『広報おおつ』
1951年(昭和26年)4月1日に大津市と坂本村が合併(雄琴村、下阪本村、大石村、下田上村も)。坂本村と大津市の合併50周年を記念して『坂本村・大津市合併50周年記念式典』が行なわれた日。
合併50周年を記念して、比叡山延暦寺から坂本学区自治連合会に「生源寺の古鐘」が寄贈されたみたい。「生源寺の古鐘」は現在はJR比叡山坂本駅前の「坂本石積みの郷公園」にあります。この鐘は、織田信長の比叡山焼き打ちにゆかりのある鐘だそうです。
元亀二年(一五七一)九月十二日の明け方、突如として織田信長の軍勢が押し寄せるのを発見した土地の古老は、村人に急を告げるため生源寺の釣鐘を力の限り乱打し異変を伝えたが、何分にも不意打ちのため全山灰燼に帰した。世に云う、比叡山焼き打ちである。
その際あまりにも力強く打ち鳴らしたため、ひび割れが入って不思議な音色になり、それ以後この鐘は村人たちから「破れ鐘」と呼ばれてきた。また、祭礼などの合図鐘として長年使用され、村人の思い出の音色でもあった。
坂本村と大津市の合併五十周年を記念して、この古鐘を和合促進のシンボルとして永久に残すため、坂本学区自治連合会が比叡山延暦寺より寄贈を受け、坂本石積みの郷公園に移したものである。
大津市
平成十三(二〇〇一)年十一月吉日
「生源寺の古鐘」の案内板
「坂本石積みの郷公園」が完成したのは2001年の11月25日。坂本石積みの郷公園には生源寺の古鐘のほかに、穴太積みの石垣や若き日の最澄像もあります。
関連リンク
■生源寺 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!
■市域百年の変遷│大津市ホームページ
■2001年 – Wikipedia
その他の今日の出来事
1898年-第六十四国立銀行が株式会社大津銀行と改称する
1147年-鳥羽法皇・崇徳上皇が延暦寺に参詣する
989年-摂政藤原兼家が延暦寺に参詣する
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