過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
現在の滋賀県庁(by Hirorinmasa)
1868年年1月16日(明治元年)
大津裁判所が置かれる
この時代の裁判所は「現在の裁判所」ではなく、現在の「県庁」のことを指すみたい。
地方制度としての裁判所(さいばんしょ)は、1868年(慶応4年)に、京都の新政府が諸藩に属さない直轄地を治めるために設けた地方行政機関である。司法権を行使する裁判所とは性格が異なる。
この裁判所は、江戸幕府の奉行所と郡代支配所の機能を引き継ぎ、当座の行政の空白を埋める必要から設けられたものである。
裁判所 (地方制度) – Wikipediaより
大津裁判所が開庁したのは3月23日。これらは滋賀県史の情報ですが、Wikipediaでは「大津裁判所の設置」は3月7日になってます。どちらが正しいのかな。
3月7日(1868年3月30日) – 新政府が滋賀郡大津町(現在の大津市浜大津一丁目)の大津代官所に大津裁判所を設置。
大津県 – Wikipediaより
大津裁判所は開庁して約3か月後の1868年閏4月25日(Wikipediaでは4月28日)に廃止されています。同年閏4月28日に「大津県」が置かれ、5月3日に元大津裁判所跡に「大津県庁」が開庁したと記録にあります。
現在の大津市内にあった「膳所県」は1871年(明治4年)7月14日の「廃藩置県」の日にできましたが、「大津県」はそれよりも前にできていたようです。
浜大津一丁目に「大津裁判所」があったみたい
関連リンク
■大津県 – Wikipedia
■府藩県三治制 – Wikipedia
■廃藩置県 – Wikipedia
■滋賀県庁 – Wikipedia
その他の今日の出来事
1958年-キャンプ大津B地区(際川町・下坂本町)がアメリカ軍から政府に返還される
1946年-アメリカ第8軍の第103軍政中隊(司令部敦賀)の滋賀県分隊が元大津陸軍少年飛行兵学校跡に開設される
1941年-県が、町内会の定例会議である常会の指導者講習会を、大津市南町の近松別院で開催する(18日まで)
1976年-大津市の市民課で戸籍のマイクロフィルム化が実施される
1926年-大津市連合処女会の創立総会が笹屋町の大津別院で開催される
1336年-北畠顕家・新田貞義の軍が大津西浦・松本宿を焼き、ついで園城寺を攻めて金堂以下を焼く
1167年-延暦寺西塔の衆徒の赤袴党が東塔政所を襲撃する
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