過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
第50代天皇の桓武天皇像(延暦寺蔵)
786年1月21日(延暦5年)
桓武天皇が滋賀郡内に梵釈寺を建立する
梵釈寺(ぼんしゃくじ)とは、平安時代に近江国志賀郡の旧大津宮(現在の滋賀県大津市)付近にあった寺院。現在は廃寺となっている
延暦5年(786年)に桓武天皇が長岡京の無事完成と曽祖父天智天皇の冥福を祈るために創建したとされる。
後に最澄ゆかりの天台宗の寺院となり、12世紀には園城寺の末寺となるが、延暦寺と園城寺の対立が激化すると、両寺の近くにあった梵釈寺も抗争に巻き込まれ、長寛元年(1163年)には延暦寺の攻撃によって炎上し、以後は衰退の一途を辿り、鎌倉時代末期には廃寺となったとされている。
梵釈寺 – Wikipediaより
1163年(長寛元年)6月9日に一度燃やされたみたい。
6月9日-延暦寺衆徒が園城寺を攻め、金堂以下、堂塔房舎を焼き払う。また、園城寺の末寺の崇福寺・梵釈寺にも放火する
1915年(大正4年)11月に、南志賀一丁目16(旧正興寺門前)に「梵釈寺旧跡の碑」が建てられたそうです。Googleストリートビューで「碑」を探してみましたが見つかりませんでした。
LINK:大津のかんきょう宝箱 梵釈寺旧跡の碑(南志賀2)
南志賀一丁目16
関連リンク
■梵釈寺 – Wikipedia
■桓武天皇 – Wikipedia
その他の今日の出来事
1966年-東海道線の京都-草津間の複々線化工事が着工される
1950年-大津市が自転車競走指定都市の認可をうける
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1840年-丸屋町と菱屋町が共同で木戸門の新設を大津代官所に願い出る
1204年-朝廷が近江守護佐々木定綱に命じて延暦寺衆徒を追討させる
786年-桓武天皇が滋賀郡内に梵釈寺を建立する
761年-諸司の官人たちに保良宮の宅地を班給する
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