過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
比叡山に沈む夕陽
1571年9月12日(元亀2年)
織田信長が山門(延暦寺)を焼き打ちする 『言継卿記』
織田信長が比叡山を焼き打ちした日。
夜明けに明智光秀、木下秀吉、丹羽長秀、柴田勝家など、信長軍三万が坂本に攻め入り、坂本の町、堂舎、民家など残らず焼かれ、日吉社も大きい被害を受けたそう。
延暦寺では根本中堂をはじめ、三塔(東塔・西塔・横川)に散在した400~500の堂舎が灰になり、老若男女3000~4000人の犠牲者が出たそうです。
比叡山焼き討ち(ひえいざんやきうち)は、元亀2年9月12日(1571年9月30日)に現在の滋賀県大津市の比叡山延暦寺で行われた戦い。
この戦いで織田信長は僧侶、学僧、上人、児童の首をことごとく刎ねたと言われている。
またこの戦いはルイス・フロイスの書簡にも記載されている。一方、近年の発掘調査から、施設の多くはこれ以前に廃絶していた可能性が指摘されている。
延暦寺西塔の奥深い谷あいにある「瑠璃堂」はこの時焼け残った唯一の堂舎だそうで、現在 重要文化財になってます。
JR比叡山坂本駅前の公園には、信長軍の襲撃を知らせるために力強く打ち鳴らしたためヒビが入った「生源寺の古鐘(破れ鐘)」があります。
どんな音がするんだろう。
関連リンク
■歴史 | 延暦寺について | 天台宗総本山 比叡山延暦寺 [Hieizan Enryakuji]
■瑠璃堂
■1571年 - Wikipedia
その他の今日の出来事
1719年-朝鮮通信使一行が江戸へ通行の際、大津の本長寺(札の辻)で休憩する
1487年-将軍足利義尚が六角高頼討伐の為京都をでて、坂本日吉社に出陣する
1393年-幕府が葛川の四至を安堵し、同地の領域が定まる
717年-元正天皇が近江国に行幸して琵琶湖を視る
668年-新羅の使節が大津宮に貢物を進める
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