過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
滋賀県庁
1979年10月16日(昭和54年)
琵琶湖富栄養化防止条例が可決成立する 『新修大津市史』
滋賀県議会で「琵琶湖富栄養化防止条例(琵琶湖条例)」が満場一致で可決成立した日。
和邇漁港横より
昭和30年代ごろから、生活排水や工場排水が琵琶湖に流れ込むことで水質環境が悪化。
1977年(昭和52年)に琵琶湖に淡水赤潮が発生したことから、社会問題に発展。
1978年に「石けん会議」が結成され、不便かも・高いかもしれないけれど、合成洗剤じゃなくて粉石けんを使おうという運動が滋賀県全域で起こったそうです。
そして、1979年に琵琶湖富栄養化防止条例が可決成立。
琵琶湖は高度成長にともなって湖水の水質汚濁や富栄養化が進んだ。
このため滋賀県は独自に工業排水と家庭用排水を規制する、いわゆる琵琶湖条例(滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例)を制定した。
このほか琵琶湖に関する滋賀県独自の条例としては、「滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」や「滋賀県琵琶湖のヨシ群落の保全に関する条例」、景観を守るための「ふるさと滋賀の風景を守り育てる条例」などがある。
「石けん会議」は1987年に「びわ湖会議」として再発足し、2008年に解散したそうです。
LINK:『「びわ湖を守る水環境保全県民運動」県連絡会議(びわ湖会議)』について/滋賀県
関連リンク
■○滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例
■琵琶湖の水質/滋賀県
■琵琶湖の水質|水のめぐみ館「アクア琵琶」
■琵琶湖富栄養化防止条例が制定された時期と経緯を知りたい。 | レファレンス協同データベース
■1979年 – Wikipedia
その他の今日の出来事
2008年-大津市を中核市に指定する政令公布
1996年-浜大津タウンネーム「明日都浜大津」に
1596年-新城直頼により山上村の検地が実施され、検地帳がつくられる
1545年-幕府が、粟津供御人と山科家の訴えにより、京都での魚物商売の際に鷹司家から課される魚棚公事銭を免除する
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