6月24日にあった県議会の6月定例会議で、滋賀県知事が琵琶湖大橋有料道路の今後の方針を表明しました。
それによると、琵琶湖大橋は近くの道路の4車線化や橋の耐震対策に必要な費用のため、有料継続の方針でいくようです。通行料金にも触れていて、片道150円(軽自動車)・200円(普通車)の料金について”検討”するそうです。
詳しくはこちらのニュース記事で
LINK:琵琶湖大橋値下げも 滋賀知事、有料継続を表明 : 京都新聞
滋賀県議会では議会の映像配信をしていて、今回の6月定例会議の動画はこちらからみれます。琵琶湖大橋については、再生時間で言うと9:53~12:18の間で話してます。
誤字脱字ミスがあるかもしれませんが、知事が話してた内容をテキストに。
琵琶湖大橋有料道路の今後の方針について申し上げます。
琵琶湖大橋有料道路のあり方につきましては、昨年八月から本年二月にかけまして、学識経験者や地元行政職員などに加え、経済界や道路利用者団体にも参画頂いた研究会を設置し、公開の場で議論してまいりました。研究会におきましては、様々な意見があり、最終的に建設有料事業を精算する場合と、建設有料事業を継続する場合の両論につきまして、それぞれメリット・デメリットが取りまとめられました。
本県と致しましては、こうした研究会における取りまとめや、国との相談の結果、また、議会の皆様方のご意見や市長会から提出されました意見書等を踏まえながら、これまで慎重にその方針について検討してまいりました。
これまでの議論におきましては、琵琶湖大橋有料道路には、現在生じている渋滞や将来見込まれる渋滞、さらには琵琶湖大橋本体の耐震補強など、様々な課題があることが明らかとなっております。こうした課題に対応するため、国道477号における琵琶湖大橋を挟む直近区間の4車線化や、琵琶湖大橋の耐震対策を緊急に実施することが必要であると考えておりますが、これらの対策には多額の費用が必要となります。
一方で、これらの対策は、利用者の利便性向上などに寄与するものでありますことから、これまでの国との相談結果等をふまえ、本県と致しましては、変更許可により、これらの事業を追加して、建設有料事業を継続することが可能であると判断しているところであります。
こうしたことから、本県と致しましては、琵琶湖大橋有料道路について、建設有料道路を継続することとし、今後、道路整備特別措置法に基づく変更許可の手続きを進めていきたいと考えております。
なお、料金につきましては、アンケート結果等も充分踏まえて検討してまいります。今後議会の皆様方をはじめ、関係の皆様に対しまして、今ほど申し上げた方針について、しっかりと説明をさせて頂き、ご意見をうがかってまいりたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
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