滋賀県立美術館で『落語であーっ!と展』開催中!大津出身・三遊亭わん丈監修“落語×美術”の無理矢理コラボ展【6/8まで】

    びわこ文化公園の文化ゾーンにある滋賀県立美術館で企画展『落語であーっ!と展 そこまでやっちゃう? 落語と美術の無理矢理コラボレーション』が開催中です。
    落語の演目に登場する“モノ”や“風景”にちなんだ美術作品がずらり
    20以上の落語の演目が取り上げられていて、それぞれに解説が付いているので、落語を知らない方でも楽しめる内容になっています。
    異なるジャンルの“無理矢理”なコラボレーションから、どんな世界が見えてくるのか——。
    気になる方はぜひ足を運んでみてください。

    会期は2025年4月8日(火)から6月8日(日)まで
    ※月曜休館。ただし5月5日(月・祝)と5月6日(火・振替休日)は開館、代わりに5月7日(水)が休館。
    観覧料は一般950円、高大生600円、小中生400円。

    会期中には関連イベントも開催されるので、詳細は公式サイト↑でチェックしてみてください。

    • 小中学生と保護者が対象・落語の「たいけんびじゅつかん」(要申込・抽選・材料費100円)
    • 三遊亭わん丈さん・桂三度さんの「落語独演会」(申込不要・当日先着順/定員100名・無料)
    • 立命館大学落語研究会の「高座」(申込不要・無料)
    • 学芸員さんが解説する「ギャラリートーク」(申込不要・当日先着順・要観覧料)
    入口の案内。
    撮影OKマークの作品は、撮影&SNSにアップOK。
    入口すぐのところにある「三遊亭わん丈」パネル。

    この展覧会で落語監修をした三遊亭わん丈師匠は膳所小、粟津中、石山高校卒業の大津市出身の方。
    2024年に兄弟子16人抜きの大抜擢で真打(落語家の最高位)に昇進された、滋賀県出身初の江戸落語家です。
    この展覧会では、わん丈師匠がそれぞれ5分程度にまとめた落語5作品(近江八景・つる・牛ほめ・やかん・元犬)を聞くことができます。

    わん丈師匠はプレス内覧会で、
    『牛ほめ』の演目にちなんだ作品が「家に飾ってみたい」と印象深く語っていました。

    真打になる前のものですが、わん丈師匠のことを知りたい方にオススメのYoutubeはこちら。中編・後編もあります。

    滋賀県立美術館前のノボリより。

    他にも、滋賀県高島市出身の桂三度さんの新作落語「虹」に、テレビ番組『探偵!ナイトスクープ』で探偵もされている桂二葉さんがイラストを描いた、12分57秒の紙芝居動画が特別出品。
    こちらは椅子に座って鑑賞可能です。日英字幕付き。

    展覧会の最後には、体験型の「なりきり 落語家!」コーナーも用意されています。
    衣装や扇子・手ぬぐいなどの小道具がそろっていて、落語家になりきって写真撮影が楽しめます。
    展示を見たあとの思い出づくりにもぴったりなスポットです。

    小さなお子さんがいる、障害があるなど、様々な理由で来館を迷っている方へ

    当館では、展示室でもしーんと静かにする必要はなく、おしゃべりしながら過ごしていただけま
    す。また、目が見えない、見えづらいなどの理由でサポートや展示解説をご希望される場合や、そ
    の他、ご来館にあたっての不安をあらかじめお伝えいただいた際には、事前の情報提供や当日のサ
    ポートのご希望に、可能な範囲で対応します。

    滋賀県立美術館は、しゃべったり、笑ったりしながら鑑賞できる美術館です。
    小さなお子様連れの方や、高齢の方、障害のある方のための施設やサービスがあるので、詳しくは公式サイトのバリアフリー情報をご確認ください。

    なお、企画展のチケットで常設展も観覧可
    常設展では、大津出身の山元春挙や小倉遊亀のほか、アンディー・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン、塔本シスコなど、いろんなジャンルの作品を観覧できます。こちらもオススメです。

    関連リンク
    滋賀県立美術館
    異色コラボ アートで楽しむ落語 三遊亭わん丈さん監修 滋賀県立美術館で企画展 – 産経ニュース
    滋賀県立美術館で落語とアート作品展示 滋賀県出身三遊亭わん丈さん監修 – びわ湖大津経済新聞


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