大津市瀬田南大萱町にある滋賀県立近代美術館で企画展「つながる美・引き継ぐ心 琵琶湖文化館の足跡と新たな美術館」が11月23日(水・祝)まで開催されています。
打出浜の湖岸にある「琵琶湖文化館」が長年守ってきた収蔵品や関わりのあった寺社の宝物などが展示されているイベントで、琵琶湖文化館の歴史や役割・これまでの取り組みなども紹介されていました。
琵琶湖文化館の収蔵品は2020年3月に新しくなる(予定の)近代美術館へ引き継がれるそうで、未来の近代美術館の展望なども紹介されていました。
つながる美・引き継ぐ心-琵琶湖文化館の足跡と新たな美術館-
会場:滋賀県立近代美術館
期間:10月8日~11月23日(水・祝)
休館日:月曜日 (10月10日(月)開館・11日(火)は休館)
時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
観覧料:一般1100円・高大生800円・小中生600円(前売り・団体割引あり)
会期中に一部展示替えあり
前期:10月8日~30日(日)
後期:11月1日(火)~23日(水・祝)
近代美術館ホームページのイベント詳細はこちら
LINK:つながる美・引き継ぐ心ー琵琶湖文化館の足跡と新たな美術館 « 滋賀県立近代美術館
近代美術館の公式ブログのレポートはこちら
LINK:「つながる美・引き継ぐ心ー琵琶湖文化館の足跡と新たな美術館」展が始まりました – 滋賀県立近代美術館 公式ブログ
近代美術館は地図ではここ。
近代美術館ホームページの「アクセス情報」はこちら。
内覧会に行ってきた
「つながる美・引き継ぐ心」の会期前にあったメディア向けの内覧会にお誘いいただいたので行ってきました。
滋賀県内の寺社さんなどが所有している国宝や文化財がたくさん展示されていて、所有者が大津市内の寺社・施設ものは全体の4割ほどありました。
地図でどこの文化財が展示されてるかまとめてみた。
大津市外はGoogleMAPまかせで精査していないので、間違えてるところがあるかも。
展示入り口に入ってすぐの「ごあいさつ」。
通常は会場内は撮影禁止です。
一番最初に迎えてくれる「薬師如来像」は奈良時代(710~794年)のもので、今回の展示の中でも古い文化財です。
比叡辻の国道161号線沿いにある「聖衆来迎寺」は『比叡山の正倉院』と呼ばれてるみたい。
今回の展示で一番多くの文化財を出してる寺社になってます。
天満神社の「天王立像」。
2012年に国の重要文化財に指定されたそうです。
久隅守景の「近江八景図」なども。
こちらは近代美術館の所有物。
関連リンク:新生する「滋賀県立近代美術館」の設計者があの「SANAA事務所」に決まったみたい
ラッピングバスも走行!
近江鉄道バスで展覧会仕様のラッピングバスが2017年2月末まで走行するみたいです。
展覧会の開催と、琵琶湖文化館の収蔵作品を引き継ぐ新生美術館が誕生することをアピールするため、大津市内と草津市内を走るそうです。
関連リンク
■つながる美・引き継ぐ心ー琵琶湖文化館の足跡と新たな美術館 « 滋賀県立近代美術館
■滋賀県立近代美術館
■収蔵品公開情報/滋賀県立琵琶湖文化館 The Museum of Shiga Prefecture,Biwako-Bunkakan
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