10月18日(土曜)に滋賀会館で「なつかしの滋賀会館~一日だけのふりかえりイベント~」か開催。
滋賀会館が大津・京町に会館して60年。
文化の拠点として長く親しまれてきましたが、老朽化により、今秋に解体工事が始まります。最後にもう一度
だけ足を踏み入れたい。そんな思いがカタチになり、一日だけの特別開館が実現しました。当日は、懐かしい資料・写真の展示や、ミニライブ、江州音頭で皆様
をもう一度お迎えします。日時:2014年10月18日(土) 11:00~16:00
場所:滋賀会館(元文化サロン、2階通り抜け廊下)
入場無料
LINK:なつかしの滋賀会館~一日だけのふりかえりイベント~ | 滋賀県文化振興事業団
LINK:なつかしの滋賀会館~1日だけのふりかえりイベント~(facebook)
「滋賀会館」 県庁の目の前
滋賀会館は昭和29年(1954)の6月15日に開館し、7月1日に県立図書館が大津公民館から移転。翌1955年に地下名店街が開設。映画館や音楽、演劇、ホテルなどの他、結婚式場としても利用されたそう。(県立図書館は1980年7月1日に現在の瀬田南大萱町へ移転)
1968年に映画館とホテルが廃止。1981年に結婚式場が廃止。2008年10月に成人式など様々なイベントに使われてきた大ホールが閉鎖。2010年3月31日に文化施設としての機能が終わり、2013年9月30日に完全閉鎖となったようです。
映画館としての滋賀会館
滋賀会館は開館した1954年の9月に県営常設映画館として営業開始。その前の8月に上映してた「風と共に去りぬ」が上映1作目で12日間で12000人が鑑賞。翌1955年は一年間で26万人以上を動員したそう。1968年に常設映画館が終了。それからは学校行事で映画を見に行くところとして機能してたみたい。大津市内にあった映画館は、1979年「協映劇場(公楽座)」、1984年「大黒座」、1986年「石山東劇」、1987年「石山映劇」が閉館。1994年に常設映画館「教育会館」が閉鎖して大津市内に映画館が無くなったことから、1995年に県下唯一の公営映画館として「滋賀会館シネマホール」が開館。映画館のある大津PARCO(1996年)と浜大津アーカス(1998年)ができ、2003年3月に閉館。3か月後の6月に滋賀会館シネマホールファンクラブ・RCS・滋賀県文化振興事業団の3者により公設民営映画館として開館。上映1作目は「風と共に去りぬ」。2010年3月31日に終了。最後に上映されたのはフランス映画「ラッチョ・ドローム」。
滋賀会館は取り壊された後、NHK大津の新しい建物ができるようです。「平成30年度中の運用開始を予定」ということなので2018年あたりに完成するみたい。
LINK:県庁周辺県有地活用促進事業(旧滋賀会館)にかかる事業者決定について/滋賀県
関連リンク
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■滋賀会館 | シネマホール
■『60年の歴史に幕を下ろす、滋賀会館」』:【大津e湖都市場(おおついいこといちば)】大津豆知識
■サンライズ出版 » 滋賀会館シネマホール復活
■滋賀県立図書館 事業概要のページ
■名画の定期上映目指せ 市民ら、滋賀会館大ホールを活性化へ |47NEWS
■滋賀会館 site:www.rekihaku.otsu.shiga.jp – Google 検索
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