過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
868年6月3日(貞観10年)
円珍が第五代天台座主となり、園城寺を与えられる 『天台座主記』
円珍(智証大師)が延暦寺第五代天台座主となり、勅(天皇の仰せ)で園城寺(三井寺)を賜った日。
三井寺の公式サイトの「歴史年表」にも書かれています。
LINK:三井寺>三井寺について>歴史年表
円珍(えんちん、弘仁5年3月15日(814年4月8日)- 寛平3年10月29日(891年12月4日))は、平安時代の天台宗の僧。天台寺門宗(寺門派)の宗祖。諡号は智証大師(智證大師、ちしょうだいし)。入唐八家(最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・円珍・宗叡)の一人。
承和13年(846年)、延暦寺の学頭となる。仁寿3年(853年)、新羅商人の船で入唐、途中で暴風に遭って台湾に漂着してから、同年8月に福州の連江県に上陸した。以後、天台山国清寺に滞在しながら求法に専念。斉衡2年(855年)には長安を訪れ、真言密教を伝授された。
天安2年(858年)、唐商人の船で帰国。帰国後しばらく金倉寺に住み、寺の整備を行っていた模様。その後、比叡山の山王院に住し、貞観10年(868年)に延暦寺第5代座主となる。これに先立つ貞観元年(859年)に園城寺長吏(別当)に補任され、同寺を伝法灌頂の道場とした。後に、比叡山を山門派が占拠したため、園城寺は寺門派の拠点となる。
円珍 – Wikipedia
園城寺(おんじょうじ)は、滋賀県大津市園城寺町にある天台寺門宗の総本山の寺院。山号は長等山(ながらさん)。本尊は弥勒菩薩。開基(創立者)は大友与多王。日本三不動の一つである黄不動で著名であり、観音堂は西国三十三所観音霊場の第14番札所で札所本尊は如意輪観世音菩薩である。また、近江八景の1つである「三井の晩鐘」でも知られる。なお一般には三井寺(みいでら)として知られる。平安時代などの日本古典文学で、何も注釈を付けず「寺」と書かれていれば、この園城寺を指す(当時の古典文学では延暦寺もしばしば取り上げられているが、こちらは「山」(比叡山)と呼ばれている)。
歴史
当寺は7世紀に大友氏 (古代)の氏寺として草創され、9世紀に唐から帰国した留学僧円珍(天台寺門宗宗祖)によって再興された。
園城寺 – Wikipedia
円珍ゆかりの国宝「智証大師円珍関係文書典籍」は、
2023年5月にユネスコ「世界の記憶」に登録されました。
LINK:智証大師円珍関係文書典籍 – 日本・中国の文化交流史 –
関連リンク
■三井寺(天台寺門宗総本山園城寺)
■868年 – Wikipedia
その他の今日の出来事
2013年-中学校スクールランチが市内中学校8校でスタート
1981年-仰木不燃物処分地に汚水処理施設が完成する
1969年-滋賀大学教育学部の学生の一部が本部を封鎖する
1961年-石山平津町に滋賀大学学芸学部の新校舎が完成し、祝賀式が行なわれる
1932年-日本国家社会党大津支部の発会式が行なわれる
1470年-多賀高忠が大津に出陣する
1392年-葛川明王院に懸仏が奉納される
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