過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。
石坂線で8月29日から運行開始した「全国”鉄道むすめ”巡り2015」ラッピング電車
1927年9月10日(昭和2年)
琵琶湖鉄道汽船の兵営前駅(現・別所)~山上駅(休止)間が開業し、現在の石坂線が全通する 『京阪電車 街と駅の1世紀』
琵琶湖鉄道汽船の「兵営前駅」(現在の別所駅)から「山上駅」(休止・現在の皇子山駅付近)間が開業した日。
これにより、現在の京阪石山坂本線の坂本~石山寺間が全通したそうです。
大津電車軌道は1927年に太湖汽船と合併して琵琶湖鉄道汽船となり、同年に石山 - 坂本間が開通した。
またこの年、後に近江鉄道八日市線となる湖南鉄道を合併している。これらは琵琶湖に勢力を拡大していた京阪電気鉄道への対抗策として行われたものであった。
三井寺 - 坂本間の路線は高速電気鉄道を指向した設計で、将来は堅田から草津まで琵琶湖南岸を半周する路線とすることをめざしていた。
車両も路面電車規格ではなく郊外電車規格の100形が用意された。しかし、期待に反して坂本延長線は乗客がきわめて少なく、投資が回収できなかったことから、1929年に湖南汽船の仲介もあり京阪電気鉄道の傘下に入ることになり、旧・湖南鉄道の鉄道路線を八日市鉄道に、汽船部門を京阪系の湖南汽船から改称した太湖汽船(現在の琵琶湖汽船で前出の太湖汽船とは別)に譲渡して京阪電気鉄道に合併、同社の石山坂本線となった(坂本駅からの堅田方向への未成区間0.4kmは1930年6月25日付けで事業廃止された)。
関連リンク
■京阪電車 大津線 ~keihan-o2.com~
■京阪石山坂本線 - Wikipedia
■1927年 - Wikipedia
その他の今日の出来事
1951年-大津市立真盛養老院が設立される(1963年8月、社会福祉法人真盛養老院に移譲)
1947年-大津市消防団の結成式が大津警察署で行なわれる
1946年-石坂線の穴太駅、松ノ馬場駅営業再開
1945年-滋賀県が大津市内などに「連合軍進駐地附近住民の心得帳」を配布する
1905年-日露講和に反対して、大津市で非講和県民大会が開かれる
1867年-1863年以来中絶していた大津祭の曳山巡行が復活する
1568年-織田信長の近江進行に対し、六角氏救援のため、三好三人衆のひとり石成友通が坂本に兵を進める
1108年-興福寺が延暦寺の末寺の多武峰(奈良県)を焼き打ち、以後、南都(興福寺)・北嶺(延暦寺)の対立が始まる
810年-薬子の変により三関を固め、近江国府・逢坂関が封鎖される(以後、逢坂関が越前国愛発関にかわり三関のひとつになる)
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